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退学浪人の闇を切り裂いた元高専生のブログですが技術系の文とかとかそういうのはないです。

高専退学浪人記録1

 高専を退学して浪人する、と言うのはわりとレアケースな気がするので、後々高専を退学するかもしれない後輩高専生のために出来る限り記録を残そうと思う。

・中学生~高専2年

 中学生特有のラノベの主人公であるかのような全能感を持ったまま高専へ進学。案の定まともに勉強しないため学業についていけず。それでも先生のお目こぼしや友人の助力も合ってなんとか単位を落とさずに進級した。後々この単位が生きてくる。二年生頃から高専をdisるツイートが増えてくるがこれはもう高専生ツイッタラーの宿命みたいなもの。

 

高専三年前期

 まだ楽しかったあの頃。留年するわーと言いながらなんだかんだ大丈夫でしょと思い勉強はしてなかった。一応前期分の単位は取ってた覚え。

 

 

 ・3年後期中間テスト

 ここが発端。できてたと思った科目が全滅したり成績表に4とか3とかが並ぶ。それだけならいつものテストだったが今回はかなり自信を持って望んだテストだったゆえに反動でダメージが大きかった。

 

・12月~2月

 クズ月間。学校をサボりその辺を浮浪者のようにうろつく。高専生の生命線である課題、レポートも手に付かない。当然低い成績は更にゴミクズへ。出席で単位を落とさないことは気をつけてたけど出席しても基本寝ていた。

 友人は「まだなんとかなるだろ!」と励ましてくれたが、人間というものは出来ないと思い込んでしまったら出来なくなってしまうものなのだ、とよくわかった。

 

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負けると思ったら負けるんだよなぁ

 

・後期期末テスト

 このころは開き直ってテストは受けてた。3科目ほど白紙で提出した。課題点もないから当然単位は取れない。高専に対してブチ切れた記事を書いたのもこの頃だったかな。改めて見ると自分のクズさ加減が招いた結果だから(冷静

 

・テスト終了後

 このころはまだ留年してもう一年だなー、と考えてた。他にやりたいこともなかったのでとりあえずなんとなく高専を出れば就職できるしいいか、という考え方。そこに親が「このままよりいっそやめて大学受験してみないか」と推してくれたので、前々から高専は辞めたかったのもあり、その提案を受けることに。

 

高専退学

 寮ぐらしだったので閉寮日と同時にすべての荷物とともに実家に戻る。某gif駅前の大手予備校に電話して説明を受けたりする。

 

高卒認定

 高専中退となると一般には中卒扱いになるが、74単位あれば高卒認定を免除されるようだ。二年生までの単位をしっかりとっていたおかげで余裕のクリア。やったぜ。

 ただこの免除、どうにも怪しげなところがある。通常の高卒認定では「科学と人間生活」と「〇〇基礎」と呼ばれる科目を一つづつ単位を取るか、「〇〇基礎」と呼ばれる科目を3つ単位を取るかで理科系の科目を認定されるが、高専では化学と物理しかやっていない。単位足りない…足りなくない?(恐怖)もしかしたら高卒認定が必要かもしれない……。

 

・テスト

 予備校に入るのにもテストがいるのである。某予備校の場合進路によるが最大3科目。一応全部受けてみた。国語は古文文法はともかくほかはなんとかなる感じ。英語は接続詞がさっぱりわからず。親や先生はできるんじゃないかと言っていた数学はほぼ全滅に近かった。ggwp.

 

 

・住民票移動

 寮生活だったので住民票が高専の方にある。大学進学で地元を離れるなら一度にやったほうがいいかとも思ったが、色々めんどくさそうなので地元に戻す。ついでに忘れていた退寮届を出してきた。

 

 

おおよそここらへんが今までの経緯である。参考になったら幸いだ。