梨本ういが好きだ

タイトル通り。

梨本ういが好きだ。オタクのネジ曲がってるくせに一回り大きい自尊心を描いているから。訂正、ネジ曲がってるのは俺だけです。主語がデカいオタクでした。

ところで最近友人とこんな話をする。「俺らボカロ曲って聞けなくなったよな」と。そうなのだ。中学のころは狂ったようにニコニコを漁り回って新曲をチェックし、気に入った曲はにこさうんどでMP3にして（もちろん違法なので真似してはいけない）アイポットなりPSPなりに入れて、深夜までニヤニヤしながら聞いていたあの曲が、聞けない。いい曲だな、とは思うけれどなにか心の中で引っかかる。これが大人になったってことなんだろうか……。

否、俺は否と言う。確かにボカロの声は耳に合わなくなったかもしれない。悲しいけどそれは変わらない。あの頃の僕らじゃないんだから。それでも歌詞とメロディに感じるものはなんにも変わっていなかった。青臭いモノを抱え込んだままのぼくだった。それをわからせてくれたのが梨本うい。ボカロとして聞けなくなっても曲として心に響いていてくれる。それだけでも俺は良いと思う。

余談

梨本ういの代表曲といったら死にたがりを挙げます。それくらい大好きですし、そんな好きという思いを増幅してくれるPVがこちら。

この女の子同士の百合感といい青春ロック感といいボカロPVでは最高峰のストーリーとメッセージ性を持った一作だと思っています。

ところで死にたがりのPVといえば、梨本うい自身がバンドとして（あらいやかしこ）出演しているPVもあります。それがこちら。

とりあえずつべこべ言わずに2：14秒まで見てください。

死んでるのはお前らかよ

模範解答が一番斬新という新しいパターン。