ホテル・カデシュ「プロジェクト:エメス」ティザームービー!
Yo, men bro、T00です。
今回は先日公開されたホテルカデシュが送るサイバーパンク映画フィーチャーイベント、「プロジェクト:エメス」のティザームービーについて解説*1していきます。
- 時系列整理
- 奈々代、眼鏡なし
- 死亡
- ヴァルター・ケンぺレン
- 心優しき暗殺者
- 奈々代、眼鏡あり
- フルアーマークアルト、略してフルルト
- 同位体
- ダニエルvsクアルト
- 11
- カデシュ、コマンドメンツの動向
- ASUKA AIZAKIとメッセージ
- ケンぺレンとクアルト、そして謎の人物。
- NAKADA RARIRURERO
1.時系列整理
ホテルカデシュの時系列は複雑というわけではありませんが、「イベントは現在」「ティザーは現在も過去もある」という関係上ちょっとこんがらがることもあります。ということでざっくりとした時系列スプレッドシートを作ってきました。
こうして見ると1991年はカデシュにとってターニングポイントだな、とか今年のバレンタインデーが怖すぎて漏らしそうになるな、とかいろいろわかることがあるんですが、今回はエメスに関してのことに着目します。
まずは一年前、2021年1月頃になるはずですが、ヴァルター・ケンぺレン*2によるプロジェクト:エメスが発動します。ティザーの内容を見る限りでは、全人類をアイソトープ(同位体の意味)と呼ばれる人造人間に置き換え、それによる世界支配が目的のようです。
カデシュ側も「依頼」という形で*3支配人から「少女と二人で、その科学者を殺せ」*4、という命令が下り、ナナヨとダニエルがケンぺレンの暗殺を実行する……というのが「映画」としての「ホテルカデシュ プロジェクト:エメス」の内容になると思われます。
それに対して、2022年1月15日から始まる「VRChat」内でのイベントとしての「ホテルカデシュ プロジェクト:エメス」はそれから一年後の話。プロジェクト:エメスが(おそらく)阻止された一年後に、再び事件が起きます。メガフロート・エメスに滞在していた我々カデシュのゲストもその事件に巻き込まれていく……という構成になっています。ただし、この辺はお話の都合で変わるかもしれません、とも言われています。とはいえ、基本的に「映像は一年前、イベントは現在」と覚えておけば間違いはないでしょう。
カデシュは参加者の皆さんにもキャラを立てて頂く以上、基本的にどのコンセプトデーも現代を舞台にしたストーリーです。映像だけは過去を舞台にすることもありますが…
— だめがね (@emegane1029) 2021年12月27日
『エメス』も映像は1年前が舞台ですが、イベントは「1年後、再びエメスで起きた事件」がテーマです。#ホテルカデシュ
2.ナナヨ、眼鏡なし
ティザーの0:16、ナナヨの登場シーンになります。
イベントでの、つまり現在の彼女は眼鏡をかけているわけですが、このシーンではまだ眼鏡をかけていません。ついでに言うと、表記が「奈々代」ではなく「ナナヨ」となっています。こういうのの定番ネタと言えば「774」とか数字表記をそのまま名前に転用するヤツですが、その類かもしれません。*5
しかしまぁ眼鏡っ子から眼鏡を取るとはなかなか攻めますね、と思ったところで、次のシーンになります。
3.T00、死亡
ア”!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(即死)
失礼、取り乱しました。0:19ごろのシーンですね。
このナナヨに「生みの親を殺して」という研究者らしき彼女の着用している眼鏡に注目です。これは現在の奈々代が着用しているものと全く同じモデルになります。そもそも、人造人間ならわざわざ視力を落とす必要はないわけで*6、視力を矯正する必要もないワケです。つまり奈々代の眼鏡は彼女の形見とか、いずれにせよ何らかの形で譲りうけた可能性が高いかと思われます。
ついでに言うと、この眼鏡の彼女がおそらく愛咲教授なのかと思われます。後のシーンでも「DR.ASUKA AIZAKI」と出てきます。愛咲研究所は「フォルネウス海洋研究所」にも出てきていた名前ですね。
ぶっちゃけここが一番皆に伝えたくてこの記事を書きました。今日はこれだけ覚えて帰ってください。
4.ヴァルター・ケンぺレン
0:22秒頃のケンぺレンのプロファイル画像になります……が、いやなんもわかってねぇな。
Walterは古ドイツ語で「支配する」を意味するwaltanと「軍隊、部隊」を意味するheriの合成した言葉であり、人造人間で世界支配をもくろむ彼らしい名前となっています。
Kempēlenは「トルコ人」という、チェスを指すからくり人形を制作した人物の名でもあり、これまた「らしい」名前なんじゃないでしょうか。*7
ちなみにケンペレン、これまた「フォルネウス海洋研究所」に登場しています。休憩所の中に肖像画が残されていますね。
5.心優しき暗殺者
ダニエルのキャッチコピー。ハロウィンイベントやクリスマスイベント、通常時でも子供勢に囲まれたり優しく話しかけたりする彼の姿はよく見られます。クアルト、ヤスナカなんかとはしょっちゅうケンカしていますが、まあアレも「ケンカするほど仲がいい」というヤツだったり、ダニエル流のやさしさなんじゃないかなと思ったりもしています。*8何気に機内でのコーヒーがネフェルタリフーズ*9だったりします。
6.ナナヨ、眼鏡あり
0:35からのシーン。この時点では、ナナヨは眼鏡を着用しています。映画の中で、彼女が愛咲教授から眼鏡を譲り受けるエピソードが描かれることになりそうです。
7.フルアーマークアルト、略してフルルト
0:43からのシーン。めちゃくちゃ鳥肌が立ちますね。
このシーンではまだはっきりと見えませんが、体格と声から現在の第四席、クアルト・プルポ・ムニェキータではないかと思われます。このティザーが発表されたときは、映画本編が過去の話というのは確定していなかったので、クアルトが裏切り者!?とか、同型機!?とかいろいろ妄想が捗りましたが、過去編なのでおそらくはクアルトがカデシュに加入するまでの話でもあるのかなぁ、とか想像しています。
8.同位体
0:51からのシーン。ナナヨに似た少女とナナヨの殺陣シーンですね。おそらくナナヨは同型の人造人間が生産されているのでしょう。しかし、木造とはいえ壁に相手を叩きつけただけで壁を吹き飛ばすナナヨのパワーの高さに驚かされます。流石人造人間ということなんでしょうか。1:13からも殺陣シーンがあります。
9.ダニエルVSクアルト
0:56からのシーン。クアルトがONIOKOZE*10をぶっぱなし、ダニエルとの戦闘に入るシーンですね。
いやぁーカッコいい!!!!複眼の暗視装置を被って、ハンドカノンを軽々と振り回すクアルト!それに刀一つで立ち向かうダニエル!これだよコレ!!!こういう戦闘シーンが見たかったんだ……!!!!薄暗くてアングラなクラブというのもまたそれらしさがあって最高ですね……。1:05や1:09からも殺陣シーンがあるので要チェックです。
10.11
1:08のシーン。ナナヨがカードをめくり、その裏に11と書いてあるシーンですね。このシーンではまだナナヨは眼鏡をかけていません。
11、謎の数字なんですよね。ピンとくるものは正直T00にはありません。なんかあったら教えてください。
11.カデシュ、コマンドメンツの動向。
1;15のシーン。ヤスナカと司、そして支配人が映っていますね。この時期はカデシュの再建の時期*11なので、空席が多いのも納得な気はします。
しかしノーチェやグレイ、アルバやイクミなんかの動向も気になるところですね。
12.ASUKA AIZAKIとメッセージ
DR.ASUKA AIZAKIと書かれた上から、血のような色のメッセージが殴り書かれています。AIZAKIと言えば「フォルネウス海洋研究所」でもあった段ボールですね。ココが愛咲博士の研究所ということなのでしょう。そして、このメッセージ。「BLAGHIEMIST」と書いているように見えますが……ちょっとT00ではわかりませんでした。わかる方、いらっしゃいましたら連絡お待ちしています。
13.ヴァルターとクアルト、そして謎の人物。
1:22からのシーン。ヴァルターの背後にクアルトと、そして謎の人物が立っているシーンですね。今までの状況からして謎の人物はおそらくナナヨと戦っていた同位体の少女かと思いますが、完全な新規キャラクターの可能性もあるかもしれません。いずれにせよ正体が楽しみですね。
14.NAKADA RARIRURERO
1:31のシーン。……シーン?スタッフロールかな?にデカくNAKADA RARIRUREROとあります。ヴァルターの声の役が今までのカデシュの人たちとは違う気がするので、ヴァルター役での出演なのかな、と思っています。
終わりに
というわけでホテルカデシュの「プロジェクト:エメス」のティザー解説でした。解説……?解説か……?一番解説してたとこも叫んでただけじゃねぇの……???
もう一度言いますが、「現在の奈々代の眼鏡は愛咲教授から受け継いだもの」というとこだけ覚えて帰ってください。T00との約束です。
あとは、ココ気になったけど解説するほどの知識がねぇなぁ!みたいなところもちょくちょくあるので、コメントやらツイッターやらで突っ込んで頂けると幸いです。
あと、これは余談ですが、ホテルカデシュのゲストが集まるファンサーバーを運営しています。
参加したことある人なら見たことがあるであろう、某金ぴか社長やメイド、カジノディーラーの方々のプロフィールなどが書いてあったり、これまでの情報が書かれていたりします。よろしければ是非覗いてみてください。
では2週間後、メガフロート・エメスで逢いましょう。
*1:……解説か?オタクが叫んでいるだけでは……?と思ったあなた、鋭いですね。
*2:ドイツ人なので、多分こういう発音になるはず
*3:支配人が「仕事の依頼だ」と言っているので、誰かから依頼されているのは確定ですが、”誰か”は判明してませんね。愛咲教授かな?
*4:ティザー0:26あたりから
*6:遺伝子疾患とか、後天的なのはありえますが
*7:ちなみに名前ネタをここまでつつくのは、カデシュのメンバーは全員かなり名前の付け方が面白いからです
*8:元は敵かつ機械的な言動で浮きがちなクアルトを思い図っての行動とかだったら素敵だなって
*9:カデシュ直営の食品会社
*10:クアルトの演者、二縁亭ねうさんの制作した『携行型磁器濃縮型爆薬発電式電磁投射銃』(
https://booth.pm/ja/items/3422009)になります。この説明文もまたサイバーパンク……!
*11:2020年2月に前コマンドメンツが襲撃を受け、それからメンバーを再編するまでの時期