Xen0gl0ssia

退学浪人の闇を切り裂いた元高専生のブログですが技術系の文とかとかそういうのはないです。

カデシュオタクのTokyMoodByBEAMSハロウィン

Yo men Bro,T00です。

 

(2024年10月31日追記)

10/25、ホテルカデシュがプロデュースしたワールド「Tokyo Mood by BEAMS」にてハロウィン限定ホラーワールドが公開されました。

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こちらメインのゲーム部分は『NINE』『P.R.O.超常現象研究機構』の中田らりるれろさんが担当!

以前書いた記事にサクッと追記すればいいかな~なんて考えていたのですが、ちょっといろいろと考えると面白いところが出てきたので、個別で記事を書くことにしました。

もちろんですがネタバレは前提です。ネタバレしてもOK!という方は続きをお読みください。

それでは行ってみましょう。

 

ワールド入っていきなり

普段通りにワールドにジョインするとそこには…BEAMSロゴを埋め尽くす張り紙!探し人の張り紙の中にひときわ異様な「異世界への行き方」の張り紙があります。

この中の「小林 光隆」という人物、実はすでに『P.R.O.』に登場している人物です。

『P.R.O.超常現象研究機構【File2.5】失児公園』にて、元埼馬県警の小林として登場していた人物が彼となります。

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そんな彼も居なくなったこの世界、右手を見やれば華やかにハロウィン装飾がなされています。

イラストはもはやおなじみとなったジカウムさん。カデシュの食客と言えば彼女!と言ってもよいくらい、あちこちにイラストが存在しています。

ここだけ見れば普通のハロウィン。しかしそうでないことは左手を見ればすぐにわかります……。

 

以前までならカデシュの車が留まっていた道路に謎の車が二両。

P.R.O.だぁ!!!長らくカデシュ世界との関連がうっすらと匂わせつつ、*1アウトサイダーズのPVにも一瞬登場したP.R.O.の名前が先んじてTokyoMoodに登場しました。

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そしてもう一台気になる車がこちら。

かんながら葬儀社を名乗る謎のトラック。番号の0714はカデシュで奈々代役を務めるかんなきさんの誕生日に一致します。偶然でしょうか、葬儀社の名前も3文字一致していますネ。

気になるところが「本庁 特別神祇局認定」というところ。こちらは現在の日本には存在しない組織です。かつて日本には「神祇院」という組織がありましたが、そちらがモチーフの組織でしょうか。

 

もう一つ気になるのがこの「紅守石」と書かれた看板。

左下の「日照文化委員会」に注目です。こちらは『P.R.O.2.5』にて本格登場した組織「日招文化委員会」と同音の組織。マークに至っては完全に一致します。

『P.R.O.2.5』のネタバレになりますが、「日招文化委員会」の組織はどうやら異変や怪異といった存在を拡散しようという目的があるようで、今回の「日照文化委員会」も似たような手口を行っているのではないか?と推測できます。

今回のTokyoMoodのホラー部分でその一端は感じられると思います。笑いこそが、紅守様を彼岸に押しとどめ、"誰かを助ける"秘訣、になるかもしれません。

ホラーワールド部分にはあえて触れません。ローカルではありますが、是非皆さんでビビりながら突入してください。

 

イースターエッグとは何なのか

さて、今回の変更で目に付くところは一通り紹介したつもりです。

この記事を見に来てくれるほどカデシュに興味がある人ならもう一つ、知りたいことがあると思います。そう、例のだめがねさんの発言ですね。

このイースターエッグについて、二つばかり仮説を用意しました。

 

仮説1.ホラーワールド部分そのものがイースターエッグである

 これは以前T00のツイッターアカウントでも公開していた仮説です。

ふせったーにて投稿したのでココで改めて全文を掲載します。

 

#TokyoMOODByBeams #ホテルカデシュ イースターエッグ、カデシュがメインの作品だけど中田さんの「逃げる」作家性が出てる、って点なのかな、と。要するになかだめてぇてぇじゃないですか?


8/3のカデシュリアルイベントの展示や、各種生放送等で『だめがねさんは「立ち向かうことへの賛美」中田さんは「逃げることの肯定」が作家性として出ている』、という話がしばしば出てきます。Beamsとカデシュがコラボしたという、いわばカデシュが舵取りをする中で、中田さんの作家性である逃げることへの肯定が前面に押し出されたホラーワールドが実装されたということは、カデシュ、だめがねさんの志向するものとは矛盾しつつも、中田さんを信頼しているからこそ作れたモノなのではないかな、と思っています。

要するになかだめてぇてぇなんだよ!!!

 

……とのこと。

参考画像:2024/8/3 カデシュフェス パネル

 

とはいえこの仮説を立てて数日経った今、「そもそも『NINE』の時点で」このなかだめてぇてぇの図式は完成しているため、今更ここで取り上げるのも違う気はしてきました。ただまぁもっともらしさはそれなりにあるため、一応仮説の一つとして提示しておきます。

 

仮説2.かんながら葬儀社がイースターエッグである。

カデシュフェスではさまざまなパネルが展示されていましたが、その中に「和風ファンタジー」に言及したのものがありました。

参考画像:2024/8/3 カデシュフェス パネル

その上で今回の追加された要素、特に気になる点はこちら。

本庁 特別神祇局認定。この神祇局というところを見たときに一つ思い至る組織がありました。

『IRREGULAR’S』を撮影したJaMstudioを率いるMiyabiさん、そしてもう一つ、彼が率いているRPグループ『魔特六課 八咫烏』です。

近未来の怪異に溢れる日本を舞台に暗躍する神祇省祭祀課の直轄組織「八咫烏」の一員としてRP写真や映像撮影、小説等も手掛けるRPグループ、それが『魔特六課 八咫烏』です。

 

――そう、こっちでも登場する「神祇」という言葉。これがキーなのではないか、と睨んでいます。神や祭祀にまつわる担当官を表す言葉です。

八咫烏」では言葉通り、怪異等に対応する担当官として活躍する隊員が居ます。一方カデシュ世界ではいまのところそれに相当する人は思い当りません。もしかしたらこれが来るべき「和風ファンタジーデー」の伏線、イースターエッグであるのでは……?と考えています。

そう考えると「かんながら」という言葉も気になります。かんながらは「随神」と書き、神であるままに、神として、神の思し召しのままに、という意味があるようです。やはりどことなく和風ファンタジーを思わせる言葉です。

個人的にはカデシュと八咫烏、どっちもファンなのでコラボとかだったりも楽しみかも~と思ったりもしています。

 

いずれにせよ、答え合わせの日は数年のうちに来ると思いますので、それまで楽しみに待っていたいと思います。

 

――以上!いかがでしたか?(定型句)

もしかしたら他にもハロウィンならではの演出や、イースターエッグと思われるものが出てくるかもしれません。その時は是非是非ツイッターにて #TokyoMoodbyBeams と #ホテルカデシュ のタグをつけてツイートしてみてくださいね!

 

では、良い夜を!

T00

 

 

 

 

 

*1:埼馬という地名はP.R.O.、カデシュの両方に登場。さらにP.R.O.2には美登利組の慰霊碑が登場していました。